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１９９７年の北海道ツーリング旅日記です。 |
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１９９７年 北海道ツーリング８月６日〜７日午後１時半頃、パニアケース３個とリヤシート上にも荷物満載した愛車に跨り自宅を出発。中央道・長野道・上信越道・国道１８号を北上し、夕方直江津フェリーターミナルに到着。いつものようにターミナル内で夕食を済ませ、乗船を待つ。同じ様に北海道へツーリングに行くライダー達が何人もいたが、何だか年々少なくなっているようだ。’９４年に初めて北海道へ行った頃の半分程度しかいないような気がする。午後１０時頃乗船し、とりあえず汚れた顔を洗おうと洗面所兼トイレに入ったら、何か変。良く見たら女性用だった。慌てて通路の反対側の男性用に移動(^_^;) 四輪の客が乗りこんでくる前で良かった・・・。 直江津〜岩内航路は「ヘルメス」と「ハーキュリー」という同型船が就航しているのだが（注※ 現在は岩内航路はありません）、男性用と女性用のトイレの位置が逆なのをすっかり忘れていたのだった。あ〜恥ずかしい。とりあえず岩内港に着くまでは他のライダーと喋ったり、昼寝をしたりの繰り返し。 ７日の夕方、定刻に岩内港到着。例年の通り岩内市街地で酒＆食料を調達し、雷電野営場へ。晩酌しながら飯を作り、食事を済ませてからとっとと寝る。 ８月８日朝起きてみると空はしっかり曇っていた。少々憂鬱な気分でテントを畳み、パッキング。カッパはすぐに取り出せる位置に積んで出発。今回は久しぶりに宗谷岬に行こうと思っていたのでまずは小樽に向かったが、その途中で案の定雨が降ってきた。土砂降りの雨の中をひたすら北上する。’９４年に初めて来た時と同じルートなので、懐かしかった。国道５→３３７→２３１→２３２と走行したが、左に日本海・右に山ｏｒ丘と風景に余り変化が無いので少々退屈。時々休憩をしつつひたすら北上。 午後４時前に苫前町のグリーンヒルキャンプ場に到着。ここはサイトが道路を挟んで２つあるのだが、とりあえず管理棟側のサイトに設営。この時点でサイトにキャンパーは自分一人。確かに今日は天気が良くないが、一応シーズン中だぞ、何でこんなにガラガラなんだ？ と思いつつ買出しへ。 買出しから帰って一服していたら親父から携帯に電話がかかってきた。「今どこにいる？」「何をしてるんだ？」等と他愛の無い会話をする。将来自分も子供ができたらこんな風に電話するのかなぁと考えてしまった。 そのうちに雨が降り始めた。このキャンプ場は周囲に遮る物が無いので風も強く、横殴りの雨が降ってくる。しかもそれが前室と反対側から吹き込んでくるので慌てて全室を反対側に付け替えた。 結局この日のキャンパーは３・４組しかなく、自分以外はみんな道路と反対側のサイトだった。少々寂しかったが、「たまにはこんな事もあるさ」と雨がテントに当たる音を聞きながら眠りに落ちた。 |
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