キャンプ旅に行こう 2002年の北海道ツーリング旅日記です。
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2002年 北海道ツーリング

8月2日

昨夜から吹き荒れていた強風は今朝になっても収まらず、屈斜路湖はまるで海のように波が岸に押し寄せてきていた。撤収しようかどうか悩んでいたのだが、他のライダーが何人か撤収して出発しているのを見て、自分も撤収を始める。しかし、強風の中での撤収は大変だった。当然テントはまともに畳めるはずが無いので、適当に折り畳んで収納袋に押し込む。

約1.5倍(当社比)の時間をかけて撤収作業を済ませ、出発。

まずは津別峠を越えるべく濃霧の道道588を走る。広くてカーブも緩やかな道を走ることが多かったせいで、狭い曲がりくねった道が妙に新鮮に感じてしまった。峠を越えた所で右に入り、津別峠展望台へ。しかし展望台も濃霧(と言うより雲か?)の中で展望は全くなし。駐車場には車中泊と思われる車が2台のみ。建物の中も暖房はされているものの人影は無く、ひっそりと静まり返っていた。写真だけ撮って早々に撤収。

津別峠展望台。写真ではかなり明るいように見えますが、実際はもっと暗かったです。すごい濃霧で観光客の姿は無し。

津別市街地に出た段階で、電光掲示板の温度表示は14.6℃。寒いのと、雨が降りそうな雲行きなのでカッパを着用し、道道51で陸別へ。天気は次第に回復し、陸別町に出た段階で思いっきり晴れてしまった。

陸別町はオーロラが観測された所で、道の駅にはその写真が展示されていた。赤光または赤気と言われる赤いぼやっとした感じのオーロラ。ネットで少し調べてみたのだが、北海道で見られる低緯度オーロラは、オーロラ上部を地平線越しに見る事になる為、下部の緑色は見えにくいそうだ。11年周期の太陽活動とオーロラ発生回数は比例していて、昨年が一番多い年に当たったそうだ。しかし、今年の4月にも陸別町で観測されたそう。

陸別町の道の駅兼ふるさと銀河線・陸別駅。
構内に展示されていたオーロラの写真。赤くぼやっとした感じなのがわかります。

とても神秘的で、いつか自分も北海道のオーロラを見てみたいと真剣に思ってしまった。

ここからどうしようか、北上しようか南下しようかここまでずっと考えながら走っていたのだが、空の雲の具合を見て北のほうが雲が少なかったので北上を決意する。湧別からは休憩と給油以外はどこにも寄らず、ひたすらR238を北へ向かう。

枝幸に着いた時点で午後3時。今日のキャンプ地はクッチャロ湖畔キャンプ場に決定。浜頓別市街地に入るが、以前来た時と町がかなり変わっていたのでキャンプ場に行くのに戸惑ってしまった。料金を支払い、サイトへ。

サイトは結構空いていて、とりあえずパシコを止めた場所に一番近いテント床に設営。すぐ近くに「はまとんべつ温泉ウィング」があるので、買出しついでにひとっ風呂浴びる。体を洗って浴槽に身を沈めると、かなり強烈なカルキ臭。「なんじゃこりゃぁ!」と思って横の浴槽を見ると湯の色が微妙に違う。源泉槽は隣でした(^^;

改めて入りなおす。湯は基本的に無色透明で、かなりヌルスベ感のある湯。湯がオーバーフローしていたので、少なくとも完全循環ではなさそうだ。肩まで浸かったり半身浴を何回か繰り返す。

しっかり出汁を取った後、サイトへ戻る。

天気は晴れて夕方はきれいな夕日が見られそうだとカメラを準備し、ビール片手に夕食。今夜の夕食は近くのスーパーで買った海鮮丼とライスと筋子の醤油漬け。今回の夕食はストーブすら使わずに済ませました。でも旨かったですよ。海鮮丼は出来合いの物とは言え私の地元で食べるよりずっと旨かったです。で、海鮮丼を食べた後はライスに筋子を乗せて醤油をかけて食らう。かなりワイルドと言うかシンプルな食べ方なんだけど、変に調理するよりこのほうが旨かったりする。

夕食を早めに済ませ、ビールを飲みながら日没を待つ。太陽が次第に高度を下げて、さぁこれから綺麗な夕日が・・・というナイスタイミングで雲がドドドっとやって来た(-_-;) 結局、綺麗な夕日は撮れずじまい。残念・・・。

クッチャロ湖畔の夕日。晴れていれば遥か彼方に沈んでゆく夕日が綺麗なんですけど、雲が多くてこんな状態でした。手前は私の愛車のパシコです。

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