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持参する工具類

昔ならともかく、現在のバイクは普段の整備やメンテナンスをしっかり行っていれば、そんなに簡単に壊れることはありません。このページを書いた私(当サイト管理人)自身が言うのも何ですが、私自身も最近は工具類は持っていくことは最近はほとんどありません。

そうは言っても、ロングツーリング時は工具類を持参する方もおられると思います。しかし車戴工具は大抵の場合は材質・精度・種類とも貧弱で、イザと言う時に使えない……という事があります。そのような訳で、工具を持っていく場合は車戴工具とは別に以下のような工具を持って行くのをおすすめします。

本格的な修理はできないにしても、レバーが折れた・曲がった・ボルトが落ちた程度ならとりあえずその場で応急処置ができる程度ですが。スペアパーツを持っていっても、交換できなければ意味が無いですから。

工具類

スパナ
(10×12、12×14、14×17)
六角レンチ(ヘキサゴンレンチ)
セット
(2〜10mmまでのセット品)
メガネレンチ
(10×12、12×14、14×17)
モンキーレンチ
+ドライバー(中くらいのサイズ) ロッキングプライヤー
(バイスグリッププライヤー)
+ドライバー(大きいサイズ) ペンチ
パンク修理キット

基本的に、「内容は車戴工具と同じで少しグレードの高いもの、プラスアルファ」という考え方です。ただし、プラグレンチとプライヤーは車戴工具に入っているものが使いやすいでしょう。プラグレンチは車戴のものが一番そのバイクに使いやすいですし、プライヤーはそれでボルトを締めるわけじゃないし、イザとなったら分解してレバー代りにするという事もできますし。

表のロッキングプライヤー(バイスグリッププライヤーとも言う)とは物を摘んだ状態で固定できる工具で、レバーが折れた時・べダルが折れた時の代用として使えます。

これらの工具は、ホームセンターで全て揃います。今はホームセンターでもベッセル等の有名メーカー品を扱っていますので、それらを購入するといいでしょう。有名メーカー品は価格もそれなりに高くなりますが、工具自体の精度が出てるので、結果的にボルトやナットを痛めません。

もちろん、一度に揃えると結構な金額になりますので、普段のメンテナンスを含めて使用頻度の高そうなもの(メガネレンチ・スパナ・ドライバー等)から少しずつ揃えるのがいいでしょう。

バイク用携帯工具セットを持って行くのも手です。市販携帯工具セットに車載工具、そしてパンク修理キットを追加すれば大抵のトラブルには応急処置対応できるのではないかと思います。

スパナ、モンキーレンチについて

ボルト・ナットを締め込む時は、できるだけボルト・ナットの6ヶ所に力が加わるメガネレンチ又はボックスレンチを使いましょう。スパナは基本的に仮締めの為、もしくはスパナしか使えない場所の為の工具です。

スパナはボルト・ナットの2ヶ所にしか力が加わらない為、大きなトルクをかけるとボルト・ナットの角を丸めてしまう事があります(同じ力で回せば、接触点の少ないほうが接触点に加わる力が大きくなり、ボルトやナットを痛めやすい)。また角を丸めた拍子にボルト・ナットからスパナが外れて、怪我をする事もあります。

それから、モンキーレンチには回す方向があります。モンキーレンチは上あご(固定されてる側)と下あご(ウォームギヤで可動する側)がありますが、下あごの方向に回すのが正しい使い方です。反対方向に力を加えると、レンチを痛めますので注意しましょう。

スパナも同じように使うのが基本ですが、ボルトやナットが完全に緩んでしまえばスパナをひっくり返しながら回す使い方も有りです。

修理の材料

布テープ タイラップ(束線バンド)
ステンレス製の針金 (ホースバンド)

布テープはカウルの応急処置の他、テントやカッパが破れた時の応急処置に重宝します。また、小物類(ペグなど)をまとめておくのにも便利です。そのままだと結構かさばるので、潰して持って行くと良いでしょう。

針金は、レバーが折れた場合何かレバー代りのものを縛り付ける時などに使いますが、購入する場合は少々高くなりますがステンレス製が丈夫でおすすめ。

タイラップは本来配線をまとめる時に使いますが、それほど力のかからない所なら針金の代用として、また布テープと同じで小物類をまとめるのにも重宝します。但し一度使ったら基本的に再利用不能なので、使い捨てになります。大抵は50本〜100本くらいまとめて売られています。カー用品店やホームセンターや電器店で購入できます。

ホースバンドは、レバーが折れた場合の応急処置に針金代わりに使えます。


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